視聴覚 食い入るように観ていた画面

 5年生のある学級が「買い物の仕方について考えよう」という学習を行っていました。

 黒板には,・買い物 → お金を支払って商品を受け取ること,そして,・お店で買う ・ネットで買う ・電話で買う ・自動販売機で買うとあり,さらに,・お金の支払の方法として,・現金 ・プリペイドカード ・商品券 ・図書カード ・クオカードなどとありました。

  授業の最後に見ていたのは,ゲームの課金を親に内緒でしてしまう少年の動画です。ばれないのをいいことに,課金を繰り返し,最後には30万円もの金額になり,大変なことになってしまうという動画です。 

 携帯でゲームの課金をする

 

 食い入るように観ている子どもからは,課金を繰り返す少年に「何をやっているんだ。」という心配しているような,あきれたような雰囲気が感じられました。

 その雰囲気もあり,誰も動画の少年のような失敗をしていないように感じましたが,親に黙って課金をしている可能性は0ではないのだろうと思うと怖くなります。少しぐらいはいいだろうという考えから,動画の少年の失敗は始まっているのです。

 お金の使い方,携帯の使い方,ゲームの楽しみ方など,ご家庭での子どもたちの生活の面のことではありますが,学校で指導できることをもっと考え,ご家庭と協力していきたいと思います。