カテゴリ:授業の様子

ピース 2年のかわいい町探検

  今週12月6日(火)に,2年生が町探検をしました。

 学区内の公民館やケーキ屋さん,スーパーマーケットなどの様々なお店を訪問するという校外学習です。

 寒く風の強い日でしたが,2年生は元気いっぱい探検に出発しました。

公民館

 普段は入れない場所に入れていただいたり,見られないものを見せていただいたりした2年生は,「いっぱい秘密があった!」「楽しかった!」と大満足で帰ってきました。

 保護者の方々にも引率のお手伝いをいただきました。自分のお父さん,お母さんの引率のある子どもたちは,なおさら張り切っていました。

 その後,訪問したケーキ屋さんに自分のお小遣いでケーキを買いに行ったり,食堂に家族で食べに行ったりした子どももいたようです。

 子どもたちの町探検はまだまだ続いていたのですね。

 探検を受け入れてくださった地域の各施設,お店の方々,ありがとうございました。

 引率いただいた保護者の方々,ありがとうございました。

 

汗・焦る 本格的な冬が来る前に,ゆめの森の整備を行いました!

 今日は,朝,雪がはらはらと舞った寒い日でした。

 そんな中,5年生は学校林「ゆめの森」の整備を行いました。

 植樹,伐採や整地,間伐材の処理,階段や手すりの作成,看板のリニューアル,さらにはカブトムシの幼虫が冬を越せるような場所づくりを行いました。

 目指すのは,誰もが楽しく散策したり,遊んだりできる憩いの森です。

植樹

伐採

手すりづくり

階段づくり

カブトムシの寝床づくり

整地

看板立て

 森林インストラクターの皆さんのご指導を受けながら,なれないスコップ,のこぎり,ハンマーなどをなんとか使い,斜面での安全に気を付けながら協力して作業を進めることが出来ました。少々おっかなびっくりな感じもありましたが,一人一人懸命に取り組んでいました。

 こうして人の手を入れることで,明るい日差しの射す,風通しのよい健康な森をつくることができるそうです。5年生は人と自然が助け合って共存する方法を「自然環境整備」という形で学ぶことができました。

 地域の方々はじめ多くの方々に,本格的な冬になって街に雪が積もったり,道路や地面が凍ったりする前に,ぜひゆめの森に来ていただいて,5年生の頑張りを見ていただきたいと思います。

 

 他には,樹木の名札や鳥の巣箱を新たにつくりました。今後,夢の森に設置する予定です。

 またベンチもつくりましたが,これはどこに設置するかはまだ考え中です。ペンキを1年に一度塗り替えることで,十年以上持ちますよと教えていただきました。長く使えるように大事にしていきたいと思います。

樹木の名札づくり

鳥の巣箱づくり

ベンチづくり

 

 

 

 もう一つ,火おこし体験もありました。火おこし体験

 新聞紙はじめ身近な枯葉や松ぼっくり,小枝を使って火をおこし,焚火をつくるという,今日のように寒い日にはぴったりの体験でした。

 マッチで火をつけた後,しっかりと薪が燃え,焚火になるには少し時間がかかります。点いた小さな火を消さないように,風を送りながら火を大きくしていくには注意が必要です。コツがつかめるようになるまでは,なかなか難しそうでした。

 

 

 

 

 5年生の皆さん,お疲れさまでした。

 皆さんのおかげで,ゆめの森はまた美しく安全な楽しい森になりました。

 森林インストラクターの皆さん,今年度もどうもありがとうございました。

 

興奮・ヤッター! ぐるぐる回って!

 2年生がマット運動,それも前転や後転を織り交ぜながらぐるぐる廻ろうという体育の授業を行いました。

 時間で区切りながら,グループで様々なぐるぐる回る運動に挑戦です。

 グループ内では「どうするの?」「こうするといいよ」「上手上手!」「がんばれ!」などなどの声がありました。励まし合いながら,学び合いながら,楽しそうに取り組んでいました。

 

横に回る

  少し山や谷のあるマットを横方向にぐるぐるとまわって進みます。

 

迷路を回って

 迷路のようなマットを,前転や後転,ジャンプも入れて 進みます。

 

後ろまわり

 少し難しい後転も手の位置や使い方を考えながら挑戦します。

 

3人で前まわり

 みんなができるようになってきているので,3人一緒に回ってみます。

 

  1つだけ・・・逆立ちじゃんけん

 ぐるぐる回るのではなく,さかさまになってじゃんけんをしてみます。

 しっかりと両手,あるいは片手で自分の体を支えます。

 無理はしません。

 あっという間の体育の時間でした。

 

会議・研修 SDGs環境出前講座 キリバス編

 世界的な気候変動(温暖化)に伴う海面の上昇によって,高い山や丘を持たないサンゴ礁の島で成り立っているキリバス共和国は水没の危機にあります。

 11月21日,6年生はそのキリバス共和国について,キリバスに留学し帰化したケンタロ・オノさんから様々なお話を聞くことができました。

 例えば,・キリバス共和国とは,・意外と深い日本との関係,・日々の暮らし(教育、食、住居、天気、伝統文化),・美しい島々に迫る危機(海岸浸食、食料危機、存亡の危機)などについてです。

 

ケンタロ オノさん

 

 非常に真剣に,また熱心に聞いていた6年生。休憩時間には質問にいった人もいたようです。

 お話を聞いた児童の感想を簡単にいくつかあげてみると・・・

 ・私は正直遠い存在だと思っていました。でも,こんな身近なことなのかと気付かされました。

 ・気候変動,ゴミ問題,フードロス,そしてSDGsの目標などについて考えてみようと思いました。

 ・地球温暖化で人の命が失われることを知ったので,自分ができることから改善していきたい。

 

 その日の給食は残さず食べようとするなど,すぐに行動を変えていこうとした6年生は,きっと今日聞いたお話を忘れずに,今後,考えを深め,環境を守る行動をしてくれると思います。

 この地球環境の問題は,大人も子どももみんなで行動を変えないと何も変わらないものです。

 できることでよいので,まず自分から始めていきたいものです。

  

 

バス 震災遺構 荒浜小学校

 今日は,朝は寒かったのですが,日中は晴れ,青空が広がる穏やかな日でした。

 そんな中,4年生は校外学習でした。行ったのは,震災遺構荒浜小学校です。

 津波の恐ろしさ,被害の大きさ,避難し救助された人々について,当時の校長先生や地域の方々から説明を受けながら,約1時間,見学しました。

 みんな熱心に話を聞き,メモを取り,とてもよい学びの時間となりました。 

廊下の瓦礫

 廊下にあった山のような瓦礫。それは流れてきた車,避難してきた方,先生方の車でした。

 

震災前の荒浜

 地域の方々がなくなった街並みを思い出とともに創り上げた模型。「よくデートしていたところ」そんなコメントがありました。

 

避難した屋上

 避難した屋上からは700m先の海がきれいに見えました。でも,震災前は,多くの家々や松の木があって,海は見えなかったのだそうです。

 

残された家の土台

 海に一番近い家々は全て流されました。残ったのはコンクリートの土台です。地面までえぐれ,傾いたコンクリートの壁に,津波の破壊力のすさまじさを見ました。

 

 避難せずに亡くなった方,家族を迎えに家に戻って亡くなった方などもいたそうです。説明をしてくださった方が最後に「皆さんは考えて,しっかり避難できるようになってください。そのための荒浜小学校です。」と言った言葉が心に残りました。

 いつどこでどんな災害が起こるか分かりません。本当に考えて,しっかり避難できるようにしたい。そして自分の,家族の,みんなの命を守れるようになりたいと思った日でした。