?! もしかして外来種・・・

 

 前にもブログに載せていました,学校の敷地内のあちこちに咲いている白ユリ。

タカサゴユリ 駐車場

 この白いユリは「タカサゴユリ」のようです。

 「タカサゴユリ」は台湾原産のユリで,1924年頃に庭植え用や切り花用として日本に持ち込まれ,今では西日本を中心に野生化し,近年では、関東,福島,宮城でもでもよく見かけるようになっているようです。

 日本在来種のテッポウユリとの違いで分かりやすいのは葉です。松の葉までとは言いませんが細いのです。 また,花の外側に赤い筋があります(ないものもあるようですが。)。確かに,学校の敷地内のあちこちに咲いている白い百合の葉は細いし,赤い筋のようなものもあります・・・。

 テッポウユリ? なんというユリの花だろうか? と疑問には思っていました。


たかさごゆり

 

 「タカサゴユリ」が増えることで日本の原種ユリの自生地が奪われてしまう、または自然交雑が進んだ結果、原種ユリが消失してしまう恐れがあるということで,国立環境研究所では「タカサゴユリ」に対して注意を呼び掛けているようです。

  安易に増やさないようにしたい外来種,切り花などにして校内を飾ろうかなと思います。

 実は,理科や動植物の好きな先生たちの中では,話題になっていたようです。

 知らなかったです。