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バス 震災遺構 荒浜小学校

 今日は,朝は寒かったのですが,日中は晴れ,青空が広がる穏やかな日でした。

 そんな中,4年生は校外学習でした。行ったのは,震災遺構荒浜小学校です。

 津波の恐ろしさ,被害の大きさ,避難し救助された人々について,当時の校長先生や地域の方々から説明を受けながら,約1時間,見学しました。

 みんな熱心に話を聞き,メモを取り,とてもよい学びの時間となりました。 

廊下の瓦礫

 廊下にあった山のような瓦礫。それは流れてきた車,避難してきた方,先生方の車でした。

 

震災前の荒浜

 地域の方々がなくなった街並みを思い出とともに創り上げた模型。「よくデートしていたところ」そんなコメントがありました。

 

避難した屋上

 避難した屋上からは700m先の海がきれいに見えました。でも,震災前は,多くの家々や松の木があって,海は見えなかったのだそうです。

 

残された家の土台

 海に一番近い家々は全て流されました。残ったのはコンクリートの土台です。地面までえぐれ,傾いたコンクリートの壁に,津波の破壊力のすさまじさを見ました。

 

 避難せずに亡くなった方,家族を迎えに家に戻って亡くなった方などもいたそうです。説明をしてくださった方が最後に「皆さんは考えて,しっかり避難できるようになってください。そのための荒浜小学校です。」と言った言葉が心に残りました。

 いつどこでどんな災害が起こるか分かりません。本当に考えて,しっかり避難できるようにしたい。そして自分の,家族の,みんなの命を守れるようになりたいと思った日でした。