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SDGs環境出前講座 キリバス編
世界的な気候変動(温暖化)に伴う海面の上昇によって,高い山や丘を持たないサンゴ礁の島で成り立っているキリバス共和国は水没の危機にあります。
11月21日,6年生はそのキリバス共和国について,キリバスに留学し帰化したケンタロ・オノさんから様々なお話を聞くことができました。
例えば,・キリバス共和国とは,・意外と深い日本との関係,・日々の暮らし(教育、食、住居、天気、伝統文化),・美しい島々に迫る危機(海岸浸食、食料危機、存亡の危機)などについてです。
非常に真剣に,また熱心に聞いていた6年生。休憩時間には質問にいった人もいたようです。
お話を聞いた児童の感想を簡単にいくつかあげてみると・・・
・私は正直遠い存在だと思っていました。でも,こんな身近なことなのかと気付かされました。
・気候変動,ゴミ問題,フードロス,そしてSDGsの目標などについて考えてみようと思いました。
・地球温暖化で人の命が失われることを知ったので,自分ができることから改善していきたい。
その日の給食は残さず食べようとするなど,すぐに行動を変えていこうとした6年生は,きっと今日聞いたお話を忘れずに,今後,考えを深め,環境を守る行動をしてくれると思います。
この地球環境の問題は,大人も子どももみんなで行動を変えないと何も変わらないものです。
できることでよいので,まず自分から始めていきたいものです。
身近な自然に目を向けよう
校舎の東側に,ちょっとした森がありますが,そこは学校林「ゆめの森」と言います。
5年生は総合的な学習の時間に,ゆめの森で,自然環境の整備・保全の活動に取り組みます。
今日はその活動の一環として,森林インストラクターの皆さんに来ていただいて,自然に触れる活動をしました。あいにくの小雨の中,昇降口前での活動となりましたが,子どもたちは,楽しみながら自然について学ぶことができました。
その一つは,葉をちぎってみるものです。
その時にちぎった葉と葉をつないでいる糸状のものが維管束。茎や幹と連絡して水や養分を供給し、葉が光合成したものを運ぶ通路の役をするものです。そうした自然や植物の姿などを体験的に学びました。
もう一つはケヤキの小枝の樹皮をはいでみるものです。
ケヤキは成長するにしたがって樹皮が剥がれ落ちます。そうした特性からか,比較的簡単に樹皮が手で向けます。樹皮がむけたケヤキの肌は少し湿った感じはありますが,つるつるととても気持ちのいいものでした。 子どもたちは,きれい,つるつる,いい匂いがするとどんどん樹皮をむきながら,感動とともに植物の特性を学んでいました。ちなみに,学校の木は,中庭のケヤキの木です。
森林インストラクターの皆さん,ありがとうございました。また,よろしくお願いいたします。
さて,自然と言えば,さなぎだったキアゲハが羽化しました。今朝,子どもたちが登校した時にはすでに羽化をしていたようです。
思った以上に大きく,美しく子どもたちは「大きい。」「きれい。」と大騒ぎでした。今日は雨でしたので,後日,晴れたら逃がしてあげようと計画しているようです。
先日,ブログに挙げたさなぎはこちらです。色が変わってきました。もう少しでこちらも羽化しそうです。羽化するところをみたいものです。
富谷市立日吉台小学校
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